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次の日、アルトはリゼットの代わりに川で洗濯をしに出掛け、川で洗濯をしていると、どこかで美しい歌声が聞こえた



アルト(なんだろう、この違和感のない歌声は一体どこから？)



その歌声を頼りに近づいて行くと森の一番奥にある大きな樹の根元に見慣れない服をきた女性が歌っていた




アルト(とても綺麗な歌声・・・・)



アルトの気配に気付いた彼女は問い掛けてきた



？？？「誰？」


アルトは隠れることもなく彼女の前に現れる



？？？「私に何か用かしら？」



アルト「あっ！いや、その今の歌がとても綺麗な歌声だったから」



？？？「・・・・そう・・・・貴方には私の歌が綺麗にきこえたのね・・・・滅びの堕歌だと言うのに・・・・」



アルト「えっ？あまり聞こえなかった・・・・」



？？？「貴方には関係ないわ、それよりもこんな森の奥まで一人で来れたわね」



アルト「えっ？そりゃあ狩人だからね」



？？？「狩人・・・・じゃああれがこっちに来てるけど大丈夫かしら？」



彼女の指を刺す方向にはワイルドウルフの群れがいたのである



アルト「あの凶暴なワイルドウルフがこんな場所に！」