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支配人「この闘技場で聞きたい事はありますか？」



アーナス「どうせ聞いても意味ないし、さっさと始めろよ！」




支配人「難易度はヘラクレス級に設定しましたので」



アーナス「ヘラクレス級？ワケわからん」



支配人「それでは楽しい地獄を味わって下さい」




アーナス「もうﾘｭﾘｰﾃｨｽの事で頭が一杯何だから早くしろよ！」



支配人「わかりました、ではアーナスお嬢様と最初に戦いを挑むのはこの方です！」





アーナスの前に現れたのは封印騎士団の団長・ジスモアが闘技場の中心で待ち構えていた



アーナス「人間？しかしこの威圧感・・・・慣れているな」



支配人「人間だと思って手加減すれば痛い目に遭いますよ！」




アーナス「相手が誰であろうと私には守る者がいるんだから」



アーナスは魔剣から戦鎚に変形させて振り回しながら突撃するがジスモアは槍で鋭くアーナスの全身に突き刺した



アーナス「ぐっ！今のは何だ？見えなかった」




ジスモア「この新たに加わった"相手が止まって見える"の威力を見せてやろう」



ジスモアは精神統一するとジスモア以外の対象物がスローになる、アーナスの動きもスローになり隙だらけになり、そこへ槍の高速突きがアーナスに直撃し紫色の血を流す