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光の道

第4章 3号館




「は、りつけ…?」

そう、クラスメイトが4人、右に2人と左に2人、はりつけにされていた。


手のひらと肩と太もも5ヶ所を釘で刺されており、胴体はベルトのような物で固定されていた。

見ていて吐き気がするような地獄絵図だった。


でも…

『血が、出てない…』

はりつけにされている状況でこの発言はどうかと思ったが、ホントに血は出ていなかった。

それは何故かは分からなかったが、血は出ていなくても、釘が刺さっている所が凄く痛々しくて、見ていられなかった。


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