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光の道

第2章 1号館


<……正解です。>

私は、その一言で胸を撫で下ろした。

瞳の足を確認すると、刃物はまだゆっくりと動いていたが、とりあえず瞳の足は無事だった

<第2問>

第2問目か……
さっきのような問題ならいけるかもしれない。

私は、そんなことを考えていた。

<内村瞳はあなたの事をどう思っていた?>

『……は?』

つい声が出てしまった。
だって、そんな質問が来るとは思わなかったから…

<赤、嫉妬心を抱いていた>

<青、憎かった>

ま、さか……

<黄、消えてほしいと思っていた>


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