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光の道

第14章 いやだ、死にたくない




もう、私には唖然と見ているだけしか出来なかった

「いやだ、死にたくな…」

芦田七海が、手を、離した。


すべてがスローモーションに思えた
落ちていく芦田七海。
あ、っと駆け寄ろうとする佐藤くん。



そこで、思い出した。

“しにたーぃ”

と、毎日言っていた芦田七海の顔を。

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