テキストサイズ

光の道

第11章 4人…。




だんだんと壁が近づいて来ていて、書道室の中にあったものは壁に押され、後ろの壁に押し付けられていた。

私たちは、床に立っている場所が無くなり、机や棚の上に移動した。


私は、机に上がったあとまた叩きつづけた。


「ぅらああッ!」

そう叫んだ次の瞬間、横から降り下ろされたのは、大きな金槌だった。

バキッ!

という鈍い音がした。


『あッ!?』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ