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光の道

第11章 4人…。




『この教室は、前より少しだけ、狭くなってるッ!』

私の言葉に三人は意味が分からないような顔をしていた。


「そんなこと、あるわけないだろうが」

三谷武が冷たく私に言った。

『本当だってばッ!だから、ここは危ないって思ったのッ!』

「なんで危ないと思ったの?」

満芦めぐみがそう聞いてきたから、私が答えようとしたとき、地面がガクンと大きく揺れた。

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