テキストサイズ

光の道

第11章 4人…。




入ったのは、左藤海斗、次に私、満芦めぐみ、三谷武の順だった。

書道室だから、筆や習字の紙があってもおかしくないのだけれど…。

(…。中途半端…。)

中途半端。今の今までここに誰かがいたようにさえ感じる。

筆は無造作に机に投げられていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ