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光の道

第8章 1日目終了




『…そんな…。』

瞳はうつ向いたまま、顔をあげようとはしなかった。


「嫌だったッ!私は、こんなに頑張ってるのに、ってッ!」

瞳は顔を手で多い叫んだ。

『…ッ!』

「消えればいいってッ!確かに、思ったこともあった…。でも、私は夏歩を嫌いになんかならなかった。」

『…ぇ。』

瞳は顔をあげて私を見た
その顔は、真っ直ぐとした目をしていた。

「いつも、私の前をいく夏歩が好きだったから…。」

『瞳…。』


私は、瞳の手を握った。

『…ごめん、ごめんね。ひとみ…ッ!』


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