
誰も見ないで
第19章 誰も見ないで
すると瑞稀君はもぞもぞ、と動いて
「!?」
俺の股間を、その小さな手でスリスリ触って来た
優しく撫でる手つきにびっくりして
「瑞稀君!?」
体を離して目を合わせる
けど瑞稀君は当然の事のように
「気持ちいい?」
なんて聞いて来て
ちゅ、とキスまでしてきた
気持ちいい、けど
「ぅあ……っん、そこ、だめ」
「ここ?」
「んっ……!」
ズボンの上から触られてるせいで感覚は少し遠いけど、それに油断していると弱いところを急に指でぎゅ、と押し込むように刺激されて腰が跳ねる
瑞稀君が今したのは、先端のところ
「ズボン、下ろすね」
瑞稀君が俺のズボンのベルトを外し始めて
俺は快感でぼーっとする頭でその光景を見ながら
「瑞稀君も」
とうわ言のように呟いた
「瑞稀君も脱いで。それで、俺に見せながらシて?」
俺の言った意味、伝わったかな
そんなことを考えていると、瑞稀君は真っ赤な顔で「わかった」と言って、俺のズボンも自分のズボンも脱ぎ捨てて
「……っはい」
俺の頭を跨いだ
目の前にくる瑞稀君の大事なところは、さっきの1回で白いのがちょっと着いてる
