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キスの合間に、瑞稀君と目が合う

すると瑞稀君が首を動かして、素早く俺からキスを奪っていった


「！」
「……もっと」


変な煽り方覚えないでよ

もう


「うん。もっといっぱい、しよ」


唇が腫れるまで
舌がじん、と痺れて上手く話せなくなるまで


またキスをしながら
俺は瑞稀君の服に手をかける

今日はシャツじゃないからボタンを外す手間はないけど、脱がせるには頭から通さなきゃいけないんだ

でも今は、忙しいから口が


とりあえず、と鎖骨のあたりまで服を捲ると
外気に当たって少しひくんと揺れた

掌全体で瑞稀君に触れるように手を当てると
心臓でもないのになんだかトクトク脈打っているような気がする


違う
この早い脈は

俺のだ


いつの間にかすごく興奮して
口から出る息もなんだか熱い


キメの細かい柔らかな肌を撫でて
上の方へ向かうと、瑞稀君の身体がまたひくひく動いた

胸と胸の間
丁度身体の真ん中あたりを指で擦ると、瑞稀君の口の端から声が漏れた


「ふっ……ふ、ん……んん、……」


先端を避けるように胸を丹念に撫でて
ギリギリのところを親指で擦る

もう先端がつん、と尖ってるのは見なくてもわかった