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二人で一人

第33章 観覧車


俺はぼーと空を眺めた


「蓮…?」


優が心配そうに俺の顔を覗きこんだ


「大丈夫……?」

『え……?あ、うん…』


もう、太陽が沈みかけていた

「そろそろ帰ろっか…
私、時雨さがしてくるね」


夜桜先輩は月野先輩を探しにいった






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