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二人で一人

第33章 観覧車






「わぁー。地面からはなれてくー」


『や、やめろよ…』


俺は観覧車の中で一人うずくまっていた


「蓮、なんで…?」

『ぉ、おまえだって先輩とのるの嫌だろ?』

「嫌だけど…
無茶しなくてもいいのに…」


俺は高所恐怖症だ


たかいところが恐い……






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