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☆時計じかけのアンブレラ☆

第16章 Be with you

「こうするの久しぶりだね」
ベッドの縁に腰掛けて、ぎゅっと抱きしめ合う。


ふわりとベッドに寝かされ、その上にかずが跨った。

「傷、痛かったら言ってね」
「…ん」
俺が頷くと、ゆっくりと唇が重なる。

その隙間から舌が差し込まれた。

ねっとりと歯列をなぞられ、俺の舌と絡み合う。

「…ん、…ふぁ」

服を脱がされ、お互い生まれたままの姿になった。


かずが俺のお腹の傷口に優しくキスを落としたあと、下腹部に顔を埋めて、ソコに刺激を与える。

それは大きな快感となって波のように押し寄せた。

「はぁっ、……かず。気持ちいい……」

下を見ると、俺を見あげるかずと視線が絡む。

その妖艶な瞳にドキッとした。

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