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☆時計じかけのアンブレラ☆

第10章 always

―――数日後の楽屋。

あのあと、達にぃに尋ねると俺らの雰囲気からわかったんだって。

それまで凹んでいた潤くんはちょっと安心したみたい。

「そんなにわかりやすいかなぁ??」

他のメンバーに聞いたら、翔さんが
「お前ら、わかりやすすぎ!」って。。

大野サンと相葉サンも同意と言わんばかりに首を縦に振る。

「恋をすると盲目になるって言うしね」
と潤くん。

「気をつけないとね〜」
と俺。

「ダメだこりゃ…」
と翔さん。

みんな大爆笑。




―――秘密基地。

それは俺と潤くんの思い出の場所。

目には見えない、小さいけれど確かなものが生まれた場所だった―――

<おしまい>

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