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映画館で康人さんに身体を弄ばれ
当然映画の内容は頭に入らず
その後の食事も無言だった。

「ごめんなさい。僕の勘違いで
亜衣に嫌な想いをさせてしまって」

帰り道で康人さんはやっと口を開いた。

あれほどの恥辱を受け耐え難く
簡単には許したくなかった。

康人さんは自らの女性に対する経験不足を
語り始めた。

「僕の拙い愛撫で亜衣が感じてくれて
嬉しかった。亜衣をもっと喜ばせたくて
勉強もした」

主にAV動画の視聴で
その内容を頭の中に
叩き込んでいたらしく……

「それが元で、こんな結果を招いてしまって
申し訳なかった。謝っても謝りきれない」