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風俗課に配属されました

第72章 本條斗真の事情⑩

「ここでお答えしても構わないのですが
亜衣には聞かせたくありませんので
追々ということで。ところでお二方の
御予定は?」

それでいて真面目。

「自分たちはこれから取引先と会食が
ありまして……せっかくのお誘いですが……」
「いや……そうではなくて……」

勘違いした俺……恥ッ!!!

「斗真恥ッ!!!」

おまえが言うなってッ!!!

「お二方の御予定というのは……
式の予定はいつ頃なのかとお伺いしたくて」

再び俺と理佳は顔を合わせる。

「はぁッ!?!?!?」

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