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風俗課に配属されました

第72章 本條斗真の事情⑩

「うわッ。亜衣さんッ。そのエンゲージリング
何カラット!?」

亜衣の左手の薬指に嵌められた
大きなダイヤのリングが
煌々と光を放つ。

「おい理佳。はしたないぞ。で、おいくら
でした?」
「斗真。あんたの方がえげつないわ」
「今後の参考に知っておきたいだけだ」

もしかしてもしかすると
俺にも三度目の結婚の話が
舞い込んでくる可能性もある。

相手は俺の隣でダイヤのリングに
興奮している……無いか。

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