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風俗課に配属されました

第69章 陣内亜衣の切ない事情④

乳房に乗せられた康人さんの震えた手が
ぎこちなく動きだす。

「こッ……こんな感じでッ!?」
「ぁッ……ぁふッ……そんな……感じで……」

乳首が固くなったことが
自分でも分かる。

自分にプレッシャーを与えなくても
康人さんなら……感じられる。

「キッ……キスしても……いいですかッ!?」
「はい……」

目を閉じると唇が重なった。

以前キスした時のような口臭は感じず
歯磨き粉の香りが充満していた。

体臭もしない。

康人さんは私を気遣ってくれている。

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