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「どうして俺が……」
「まだ気付かないの？ホントにお馬鹿さんね」

凛子は俺が着ている服を剥ぐように
一枚一枚脱がせていく。

「哲郎だっけ？よくそんな名前を覚えて
いたわね」
「だって……凛子の彼氏……だから……」

セックスまで見せつけられて……

忘れたくても忘れられない。

「フフ……彼氏じゃないわよ。そもそも
瑞樹と結婚してから誰とも付き合ったこと
なんて無いわ」
「え……だッ……だって……」

俺が若菜と会っている間は
子供たちをお義母さんに預け
彼氏に会いに行ってたって……