
風俗課に配属されました
第65章 五十嵐歩の恋愛事情⑧
「えぇッ!?亜衣さんが結婚ッ!?」
「そうだよ。俺は沖縄で亜衣の思い出作りに
一役買ったってわけ」
今となっては、それだけのこと。
「で、五十嵐さんも亜衣さんを好きに
なっちゃったんですね」
「まーな」
「じゃ、奪っちゃえばいいのに」
「その言葉、そっくりそのまま
若菜に返すわ」
「……そんな簡単じゃありませんよ」
「……俺も」
俺と若菜……
立場的には一緒か。
「なんかもう……する気が無くなっちゃい
ました」
「……同じく。悪かったな」
「そうだよ。俺は沖縄で亜衣の思い出作りに
一役買ったってわけ」
今となっては、それだけのこと。
「で、五十嵐さんも亜衣さんを好きに
なっちゃったんですね」
「まーな」
「じゃ、奪っちゃえばいいのに」
「その言葉、そっくりそのまま
若菜に返すわ」
「……そんな簡単じゃありませんよ」
「……俺も」
俺と若菜……
立場的には一緒か。
「なんかもう……する気が無くなっちゃい
ました」
「……同じく。悪かったな」
