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風俗課に配属されました

第63章 陣内亜衣の切ない事情②

歩くんが好き。

歩くんの優しい言葉に
結婚への決意が揺らいでいく。

だからといって
それを口にしてしまったら
歩くんは困惑してしまう。

歩くんに迷惑は掛けちゃいけない。

今日は歩くんとの思い出作りの為に
こうして同じ時間を過ごしている。

泣くことなんて禁物。

笑顔で終わらせたい。

「風呂入っておいで。ごめん。俺が亜衣を
引き留めちゃったから」
「ぁッ……ぅん……」

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