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「若菜……これを機会に凛子には話を
するから……若菜と一緒になりたいって」
「信じても……いいよね？」

病人の瑞樹さんに気を使わせて……

私……最低だわ。

「もちろん。若菜は俺のお嫁さんに
なるんだよ」
「なる……絶対になるからね」

仰向けで寝ている瑞樹さんに
私から唇を重ねた。

瑞樹さんが好き。

期間限定なんかじゃない。

ずっとずっと永遠に好き。

『コンコン』

「瑞樹。起きてる？」

病室のドアをノックする音と共に
凛子さんの声。