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風俗課に配属されました

第56章 社員旅行④

「若菜……ごめん……大丈夫か?」

か細い声で疲れきった表情をしている
瑞樹さんは頭に包帯を巻かれていた。

「私は大丈夫だよ。軽い打撲で済んだから」
「痛かっただろ……ごめんな……本当に」

ベッドで横になる瑞樹さんと
手を取り合い互いに握り締める。

「入院……するんだってね……」
「検査入院だから心配はしなくて
大丈夫だよ」

私の心配事は……

「凛子さんが……ずっと付き添うの?」
「そうなるね……ごめん……」

私が居ない間にヨリが戻ったり……

……しないよね。

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