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風俗課に配属されました

第55章 本條斗真の事情⑧

「邪魔な女が居てね。やたらと彼に
ちょっかい出したり私と別れさせようと
したり」
「その女を彼が?」

殺めた?

「その女が死んでから分かったんだけど
実はレズでね。好意があったのは彼じゃ
なくて私という……」
「それで……あッ……いや……もういい……」

まさか……

勘違いだったとはいえ
自分に好意を寄せている女を
男が殺すわけが……

「私が殺した。彼がその罪を被った」

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