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風俗課に配属されました

第51章 本條斗真の事情⑦

浴室で気を失ってしまった理佳を抱え
ベッドに寝かせ朝比奈先生を呼んだ。

「疲労ですね。明日、目覚めた頃には
いつもの理佳さんに戻っていますよ」

それはそれで……怖い。

俺は俺で悩んでいた。

服を着せるべきか否か。

服を着せたら着せたで……

『勝手にクローゼット開けるな』

『これじゃない感』

『下着厳選したでしょ』

……などなど

嫌味のひとつも言われかねない。

この裸の状態でも……

『私が寝ている隙に襲ったでしょ』

……どっちにしろ俺は怒られる運命。

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