風俗課に配属されました
第48章 本條斗真の事情⑥
理佳が椎名一家との夕飯に誘ってくれた。
「勘違いしないで。払ってほしいだけ」
「はいはい。会計は僕にお任せください」
「『僕は理佳様の財布です』は?」
「僕は理佳様の財布です。一生貢ぎ続けます」
理佳に何を言われても罵られても
可愛く……愛しく思えてきた。
それは今までに抱いたことの無い感情で
好きだとか愛しているだとか
そんなものでは収まりきれないほどの
想いがここに存在する。
かつて愛した胡桃にさえ
そこまでの想いは無かった。
「ですから理佳様は僕に身体を貢いで
ください。……って、いてーだろがッ!」
隣に座る理佳が俺の股間を蹴飛ばした。
「勘違いしないで。払ってほしいだけ」
「はいはい。会計は僕にお任せください」
「『僕は理佳様の財布です』は?」
「僕は理佳様の財布です。一生貢ぎ続けます」
理佳に何を言われても罵られても
可愛く……愛しく思えてきた。
それは今までに抱いたことの無い感情で
好きだとか愛しているだとか
そんなものでは収まりきれないほどの
想いがここに存在する。
かつて愛した胡桃にさえ
そこまでの想いは無かった。
「ですから理佳様は僕に身体を貢いで
ください。……って、いてーだろがッ!」
隣に座る理佳が俺の股間を蹴飛ばした。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える