テキストサイズ

風俗課に配属されました

第48章 本條斗真の事情⑥

『ズゴゴゴ……』

理佳は両手を俺の腰に回し
より密着する体勢になった。

「このまま……お願い……」

理佳のか細い声を初めて耳にした。

『ガシャ──────ンッ!!!』

理佳の身体がピクッと揺らぎ
更に強い力で抱き締めた。

声を発せられないほどの恐怖だと悟った。

『ズゴゴゴ……』

不謹慎にも雷がこのまま続けばいいと願った。

何故だか分からないけど。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ