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風俗課に配属されました

第47章 五十嵐歩の恋愛事情④

俺は部屋に引き下がる。

嗚咽を発してしまいトイレで吐いた。

若菜……南課長の実態を知っているのか?

若菜という存在が有りながら
奥さんを社員旅行に同伴させただけでも
許せないというのに
若菜の目を盗んであんなこと……

「おぇぇッッ……」

だから若菜は明日の晩
俺を部屋に呼んだのか?

……分からなくなってきた。

混乱とあの光景のせいで
吐き気が止まらない。

いずれにしても
若菜を泣かせるような真似は
許さない。

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