テキストサイズ

風俗課に配属されました

第46章 社員旅行①

五十嵐さんの部屋の前に
辿り着いた瞬間
部屋のドアが開いた。

「おッ。若菜」
「呼び捨てやめてください」

図々しい。

「俺に用事?ちょっと急いでるから手短に」
「千鶴さんと他のホテルに宿泊ですか。
せっかくの社員旅行で何やってるんですか」

嫌味のひとつでも言わないと
気が済まない。

「逆に社員旅行だから好き勝手
出来るんだけどね」
「どういう意味ですか?あ、やっぱり
どうでもいいです」

五十嵐さんに興味があると
思われたくない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ