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風俗課に配属されました

第121章 川澄友香の恋愛事情③

身体も心も龍聖に委ねるよう
首に両手を回し悶える私は
全身で「好き」と表現しているようで……

そんな私を龍聖は
温かく見守るようにして
優しくて柔らかい愛撫を施す。

『んぁあッ……龍聖ぇッ……好きぃッ』

どさくさ紛れの告白。

すると龍聖の手が止まり……不安が過った。

『先に言うなって』

フワッと包み込みように
抱き締められた。

『……龍聖?』
『今の俺、中途半端だから待って』
『……ぅん』

若菜ちゃんと付き合ってはいないものの
それはきっと若菜ちゃんの
ことなんだと思った。

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