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風俗課に配属されました

第118章 大切なヒト

「龍聖……好き。ずっとずっと大好き」
「俺もずっと好きだよ」

結婚なんて形式的なもので
紙切れ一枚の問題なのかもしれない。

しかし、恋愛に臆病な……
臆病になってしまった俺には
最も重要で安心出来る救いの手段。

今にも消えてしまいそうな蛍光灯が
カチカチと音を立てる中
俺たちは互いを見つめ
互いの愛情を確認しあいながら
服や下着を脱ぎ裸になる。

「んッ……んふぅ……龍聖ぇ……」

裸体を目の当たりにした俺は
待ちきれずに舐め尽くす。

ただ……大事な箇所には触れずに
焦らしながら。

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