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風俗課に配属されました

第108章 椎名理佳の事情③

「そうだね。斗真なんか好きになった
私のせいだわ」
「俺なんかとは、なんだ」

回りくどい告白。

風俗課の業務であっても
それが仕事であっても
身体が拒み続け
最終的には濡れなくなってしまった。

その私が沖縄の社員旅行で
斗真とのキスをきっかけに……

キスごときで……濡れた。

でも……あのキスは良かった。

思い出しただけで……

「てか、人を指差したままニヤニヤするな」

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