無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あれは……課長特有のスキンシップ……
それに新婚だし……」
「セクハラで訴えろよ」

その前に二人の仲を公にしてほしい。

「課長も悪気があるわけじゃないから……」
「庇うのかよ。あの筋肉バ課長を。
昨日は島田とエスカレーターで
隣同士で立ってたし、一昨日は安田と一緒に
社食で飯食ってたし、その前は……」

こうなると健吾は止まらない。

だから吐かせたいだけ吐かせる。

そして締めくくりの言葉は決まって……

「このヤリマン女が。おまえと付き合ってる
なんて恥ずかしくて言えねーよ」