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風俗課に配属されました

第100章 宮園華子が風俗課を利用する事情

「宮園さん。始めましょうか」

龍聖は何の躊躇いもなく
バスローブを脱ぎ裸になる。

「華子でいいですよ」

私にしては珍しくぎこちない。

「じゃ、華。始めるよ」

華って……初めて呼ばれた。

それだけのことで少し……
ほんのちょっとだけど……

胸キュンしてしまった。

「どうしたの?」
「ぃえ……何でも……」

悟られたくなかった……こんな私。

「華?」

いやらしさの無い無垢な眼差しに
二度目の胸キュン。

こんなの……私じゃない。

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