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風俗課に配属されました

第96章 鬼塚龍聖の恋愛事情③

あーもーこれ、絶対に俺の聞き違い。

「もう一度、いいかな?」

生涯でモテ期に遭遇したことも無く
見た目は中の中(自己判断)で
筋肉もあまり無く華奢な身体つき。

すなわち俺が風俗課なんて……

「風俗課に異動だって。五十嵐さんが
結婚して開発部に戻るから」
「どッ……どうして俺ぇッ!?」

女性経験が乏しい俺が何故ッ!?

「そこまで分かんないけど」

ぶっちゃけセックスなんて
片手で数えられる人数……
すなわち、好意を持った女性としか
したことがないのに……

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