テキストサイズ

風俗課に配属されました

第95章 風俗課の品格

「仰っている意味が分かりません」
「若菜と幸せな時間を過ごすには
先ず凛子を幸せにしなければいけないと
いうことが分かったんだ」
「勝手な言い草ですね」

懲りてない。

全然懲りてないッ。

「どうして隠すの?」

瑞樹さんが来ると分かっていれば
透けたナイトウエアなんて
着ていなかったのに。

「瑞樹さんとは終わりましたから。
出ていってもらえませんか」
「職務放棄なんて、若菜らしくないよ」

私らしくって……なに?

私のこと、どれだけ理解しているつもり?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ