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風俗課に配属されました

第88章 本條斗真の事情⑪

「眠くなってきちゃいました……
自宅で飲み直しません?それとも……」

はい。来たこれ。

「こちらで休んでいかれたらどうです?」

奥座敷の襖を開けた。

やはり布団が敷かれていた。

「斗真さん。知っていて私との食事に
付き合ってくださったんですよね」

動揺すらしないのか。

「生憎僕の息子は特定の女性じゃないと
反応しないので」
「その女性というのは?」
「貴女では無いことだけは確かです」

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