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風俗課に配属されました

第86章 五十嵐歩の恋愛事情⑨

「なんか……浮気してる気分だね。
イケナイ事?的な」

沙希さんは、そう口にしながらも
潔く服や下着を脱ぎ捨てる。

「リクエストはあります?出来る限り
御要望には応えますよ」

ベッドの縁に裸で座る沙希さんを
背後から柔らかく抱き締める。

「このまま後ろから愛して」
「キスは?」

耳元に息を吹き掛ける。

「やめておく」
「婚約者に負い目がある?」
「それもあるけど、身体を満たしてほしいの。
最近、カレとのセックスがプレッシャーで
感じる余裕も無くて」

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