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風俗課に配属されました

第83章 鬼塚龍聖の恋愛事情②

「帰るよ」
「えッ?泊まっていかないの?」
「さすがにそれは……」

親御さんとは初対面だし
付き合ってもいないのに
図々しすぎる……と
良識があるところも
アピールせねば。

親御さんに会って益々若菜と
結婚したくなった。

……本当はもっと一緒に居たいけど。

もう一度、引き留めてくれたら……

「そっか。残念。じゃ、次の機会に」

……そうなるわな。

「キスだけ……してもいい?」

女々しいな……俺。

「ぅん」

目を閉じた若菜に唇を重ねた。

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