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風俗課に配属されました

第83章 鬼塚龍聖の恋愛事情②

「若菜さんにプロポーズをしました。
今はその返事待ちです」

隠してもしょうがない。

俺は若菜が好きで御両親のように
一生を添い遂げたいと思っている。

「ありがとう。頑張りなさい」

ここで普通の親だったら
娘の若菜に意思確認をするんだろう。

この『ありがとう』という言葉が
何よりも嬉しく
御両親のことまで好きになった。

若菜が不倫をしていたことや
風俗課の勤務のことは
知っているのだろうか。

漠然とだが知っていそうな気がした。

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