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風俗課に配属されました

第80章 南凛子の妻事情②

「なんだよそれ。ま、いいけど。
さーて、俺はデリヘルでも呼ぶか」

基本的に哲郎は相手が私じゃなくても
ヤらせてくれる女であれば
誰でもいい。

「凛子さん。車で来たから送るよ」
「助かる。家の手前で降ろして」

瑞樹は今頃ひとり寂しく
ビールでも飲みながら
テレビでも観ているだろう。

若菜ちゃんに自分以外の男の存在を
知った瑞樹は相当落ち込むだろう。

そんな瑞樹を誠心誠意慰めるのが
妻である私の役目。

瑞樹が私だけの男になる。

男遊びは……もう、やめよう。

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