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Best name ~ 追憶 ~

第5章 あの人に…お似合いの女の子

『ななななな?!なんだとぉ?!』



目をぱちぱち・・・

口をパクパク・・・





〃「娘がグレた~~!?」〃

とでも言ってそうな

と言うか…



〃『ダレだお前は~~?!』〃

状態の
ソウタさんのリアクションは


マナさんの…お望み通りのリアクション



一番顕著で…一番わかりやすい(笑)





だけど・・・私が一番気になったのは


やっぱり、彼…


リョウキのリアクション・・・









チラ・・・





マナさんの後ろに少し隠れてた私は
そろりと顔を出した





『ふふ……おつかれアイル

早く座ったら?』




『・・・』





至って・・・フツー



いつも通りのリョウキ








『あっははははっ♪ソータさん
ひっくり返ってるし~~(笑)』




『ななな何のマネだぁ?!
おぃアイルっ??!』



『べ・・・べつに』




『べぇつに?いーじゃんねぇ?
アイルはいつも…真面目に

人知れず?…
〃頑張ってる〃んだし?

たまには気分転換よ♪気分転換』






『マナミっ!?やっぱり
お前の仕業だなっっ??!

なんてことしやがるんだぁあ?!
俺の…俺のアイルに…っ!!?』





『なぁ~にが〃俺のアイル〃よ?!
バッッカじゃないのっ?!

もう酔ってんの~?!
マジ〃ドタコン〃!!キモッ!(笑)』






『なんだとマナミ!?ゴラァ~?!』






なんだか…見慣れた〃夫婦漫才〃な
ソウタさんとマナさんを前に


私は…ちょっと


かなり気まずい





だけどね・・・





『ふ~んだ…なによ
いつだって〃鈍くさい〃男共はさ

刺激があればあったで
ギャーギャーわめいちゃって~

勝手なモンだ~♪』





マナさんが…男性陣に向けて

ちょこっと・・・チクリと

トゲをさす





なんか…そういうことだったみたい


なんて…私は思っていた

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