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オナニーのススメ

第14章 気まぐれ

「劇的ビフォーアフター」

小学校の3年生ぐらいの話。

姉貴と俺とは良く喧嘩をしてたんだ。

因みに、女の人を殴る訳にはいかないから、打撃系は自ら使わない様にってのはやってたから完全なハンデ戦。

俺は成長期が遅めと言うか、10月生まれだからかな?

学年でも小さい方だったんだ。

姉貴とは4年生で力関係が逆転して俺が初めて勝って、そっからは全く喧嘩をやらなくなった。

弟は喧嘩相手にもなんないし、生意気言ってたけど流してたww


その日の喧嘩の原因は忘れたけど、まぁ揉めたんだ。

姉貴はまだ素手!

俺は竹刀を取りに行こうとするのを牽制しながら。

先手必勝!

って、事で襲いかかったんだ。

すると、いきなり世界がぐるんと急転。

背負い投げを喰らって、襖に叩きつけられた。


方向感覚と姉貴の姿は見失ったが、幸いにもダメージは少ない。

素早く起き上がろうとしたんだが、追撃で姉貴の蹴りが飛んで来る。

壁まで吹っ飛ばされたww

その方向で居場所は分かった!

しかし、振り返ると。


竹刀を手に取って、上段に構える姉貴の姿がっ!

次元の構えだっ!!


姉貴は勝ちを確信したのか、口元にはうっすらと笑みを浮かべてる。

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