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オナニーのススメ

第9章 狂蝶の黒歴史

「マルベニ」

新天町のとこら辺に、マルベニってゲーセンがあったんだ。

今はどうか知らんけど、当時は10円単位でプレイ出来てて、良く行ってた。

最新のは無かったけど、やや新しめぐらいのが30円だったかな?


高2ぐらいの時が全盛で行ってて。

夜通し遊んでファミレスで仮眠して。

マルベニの開店(確か9時?)に合わせて開店待ち、こんなダメコースが週末の定番だった。


そして、開店待ちしてると他の誰かに良く会ってたんだww

その日はマルが居た。

マル「狂蝶、おはよう」

俺「おう!」

マル「今日はコンパ帰りとかなん?」

俺「まさかww 野郎でカラオケオールしてた(嘘)」

マル「ふ〜んww」

俺「信じてなさげねww コンパならマルを誘わない訳ねーだろ?(大嘘)」

マル「今度狂蝶を尾行せんといかんねww」

俺「尾行はやめろww」

マル「後ろ暗い事してるからだろ?!やっぱりコンパだったんじゃねーか!!」

俺「違うってww」

そんな白々しくも爽やかな朝の会話をしてたら、吉永が通りかかった。


マル「吉永!」

吉永「マル! それに、狂蝶君、おはよう! 加藤と中垣見なかった?」

マル「いやぁ? 狂蝶は見た?」

俺「知らん」

吉永「そっか、ありがとね!」

吉永は立ち去った。


その後ろから、キャッキャとはしゃぎながら、吉永を尾行してるらしい加藤と中垣ww

2人に軽く挨拶を交わして。

俺「ねぇ、マル」

マル「何?」

俺「尾行って楽しいの?w流行ってるみたいだしww」

マル「超楽しいww」


俺の感性の方が変なのかなぁ?www

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