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オナニーのススメ

第9章 狂蝶の黒歴史

そして。

夏の暑い夜に、って時点で察した鋭い方もいると思うんだけど。

まぁ、忍び込むんだwww

今の時代だとニュースになりそうだけど。

当時の田舎だと普通だったよ!!

いや、マジで!


結構真面目な奴らもやってたし。

ゴミを残したり騒いだりしなければ、黙認されてたんじゃないかなぁ??

俺は1人でも良く行ってたしwww

まぁ、OKwww


現地で、

俺「そこに赤外線あるから踏むなよ」

赤外線とは赤外線感知器って言うメジャーな防犯設備。

三橋「えっ?どこに??」

俺「肉眼では見えないんだけど、煙とかの粒子を舞せると見えるんだ。それがここのラインと、あっちにも走ってて、触ると警備会社に通報が行くって仕組み」

俺はタバコの煙を吐き掛けて実演してあげた。

高野「ホントだ!見える!!」


そして、プールに入ったんだが。

高野はその赤外線が見えるってのがよっぽど感動したみたいで、自分でもタバコの煙を吐き掛けて楽しんでる。

でも、そこには違う方向から走ってるって言ったじゃんww

思いっきり線を踏んでやがるwww


俺「ちょっとww すぐ警備員が来るから撤収するぞ!」

そこに、

三橋「コンタクト落とした!」

使い捨てのだから良いらしいけど極度の視界不良になるらしい?

そんな感じでもたついてたから、フェンスを乗り越えてる辺りでセ○ムの車が停まるのが見えた。

俺「三橋、急げww」

三橋「あんまり見えなくて」


まぁ、全然逃げ切れるペースだし余裕はあった。

俺「テニスコートを突っ切ってまっすぐな!」

逃走経路を指示しながら遅れてる三橋を気遣う。


テニスコートにはネットが張ってあるじゃん?

高野ともう1人は前を走ってて、ネットを飛び越えて。

俺は三橋をフォローしてたからスピードに乗ってなかったし迂回した。

そして、周りがあんまり見えてない三橋はそのまま直進ww


三橋「うわぁぁっ!」

って、声がしたから振り返ると。

ネットの上に完全に乗っちゃって、万歳の格好で三橋が揺れてた。


高野「三橋君が、スーパーマンみたいに飛んでるっ!」

これで爆笑しちまって、上手く走れなかったぜwww

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