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オナニーのススメ

第7章 デビューのススメ

「マシュマロマン」

失意の古谷を慰めるために、俺はコンパをやってるって噂の新谷って同期に接触したんだ。

普段はそんなに親しくない。

でも、頼み込んだら開催してくれる事になった。

幹事の新谷もそこの子とは初めてらしい?

伝統的に繋がりのある看護学校の生徒さん達らしくて。

先輩から紹介された1人の子と開催日時の打ち合わせを始めたばかりって言ってた。


看護師の卵かぁ。

どんな子かなぁ?

古谷の事も忘れて、俺も楽しみになってた。

そんな事を考えながら、黙々と訓練をこなす。


そして。

よりにもよって、俺はその週に体調を崩してしまった。

確か木曜日かな?

熱を測ると39°とかあったしww


俺の行ってた自衛隊は午前中に学科で午後から体育ってのが基本で。

体育を休むとその週末は外出禁止になっちゃうんだ。

体調悪いんだから遊んでないで寝てろって事なんだけど。

コンパが控えてるのに!!!

そしてその日の体育はハーフマラソン(20kmぐらい)。

気合いで完走したさ!

途中で意識は朦朧としたし、視界もボヤけてたけどww


熱は次の日には結構下がったし、何とか体育を休まないで済んだ。

そして楽しみにしていたコンパ当日。

丸いテーブルを囲んで男女で交互に座ったんだ。


両隣の女の子らにバレないように気を付けながら、幹事の新谷にメールを送信。

俺『帰って良い?』

新谷『繋がりを切れないから一次会までは我慢しろ』

そう。

楽しみにしていたコンパは妖怪コンパだったww

あんなに頑張ったのにあんまりや・・・。

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