
君の愛しい玩具
第13章 師匠とビジネス!
「プラネタリウム――――…アプリって…出来るもんなのかな?」
屋敷に戻り――――…
課題を済ませた後――――…キッチンの手伝いをする僕は…
トマトの湯剥きを、しながら考え事をしてしまう――――…
一度軽く茹でたトマトは、ツルンと皮が剥ける…
「ん?――――…考え事ですか?」
「――――あ~…ん~…ちょっとね?」
僕は、考え事をしながら――――…
うっかり――――…沸騰した鍋から取り出したばかりのトマトを素手で掴んでしまった――――
「!!!あっ、熱!!」
「!!どうしました!?ヤケド?」
「///あっ、だ――――…大丈夫!ちょっと熱かっただけだから!ダメだね!考え事をしながらキッチンに立つなんて!
谷田部さんに、迷惑かけないから!ごめん!本当に大丈夫だから!」
慌てて氷水に手を入れ冷やす――――…
ヤバイ――――…凄く…熱かった!
