
君の愛しい玩具
第8章 本音が聞きたい…
僕は…気になり―…
轟さんを探した――――――…
休日の今日は、お天気も良くて…
メデル君が庭でゴルフの練習をすると言い出し…それの準備をしているはずだ…
僕は、庭に向い轟さんを探す
「おや?イトシ様?どうされましたか?お母様とのお電話…もう、終わりですか?」
「やだなぁ…もう、子供じゃないし―――…そんなに話す事ないですよ…
すみません、気を使わせたみたいで―――…」
すると、轟さんは首を横に振り…
優しい顔になった…
「ほとんど強引に入学させたのだから…ご両親には心配をかけないように…と、メデル様が申しておりました―――…
我々を…イトシ様のお話の邪魔にならぬよう、庭に連れ出す口実まで考えて…お優しいですね―――…」
///も、もう…
どうして…僕の知らない所でメデル君は…
そんなに優しいのかな?
僕は、笑顔の轟さんを見上げる…
