
Baby love
第23章 Wデート。
S「んー・・・これが別の男なら怒り狂ってるだろうけど。
ニノだしなぁ・・・」
さすがにちょっとやり過ぎだとは思うけどな。
あと、正直雅紀の怖さに引いて怒り損ねたというのもあるかもしれない。
N「ほらっ、翔さん怒ってないって!
なんで相葉さんは怒るのぉ!」
ベッドの上にぺたりと座り込んで、ニノがいよいよ泣きそうだ。
A「怒ってないよ?」
N「怒ってるじゃん!」
A「泣くなよ。」
N「泣いてないもん!」
A「ほら、にのもおいで?」
N「・・・・・」
グスグスと鼻を啜りながらニノが服を整えようとすると、雅紀が少し笑った。
A「コラ、にのはそのままで良いよ。」
N「え・・・?」
戸惑うニノに、雅紀がまた笑う。
A「ああ、それじゃ歩けないか。」
ジーンズとパンツが足に纏わり付いているままのニノを、雅紀が抱き上げる。
ベッドに腰を下ろしてニノを膝に乗せると、いきなり激しいキスをした。
N「んんぁっ・・・あいばさ、」
わお。どうしよう。
エロ過ぎんだけど。
何気に猫耳ついたままだし、乱れた服でされるがままのニノはかなりけしからん感じたっぷりだ。
S「筋肉ないし色白だし童顔だし・・・
見ようによっちゃ未成年犯してる犯罪者だぞ雅紀・・・」
M「・・・翔くん。」
S「え、」
ヤバイ!口に出してたか!
また潤に引かれる〜っ!!
M「俺も・・・」
S「へ?!」
M「俺もして?キス・・・」
S「・・・・・」
ここにもけしからん感じたっぷりのコがいたよ!!
綺麗な整った顔が、切なげに歪んで俺にキスをねだる。
珍しいぞこんな潤は・・・!!
てか見たことナイ!!
